大人のピアノ初心者におすすめの楽譜とは

 

大人になってピアノを初めて弾くピアノ初心者は、どんな楽譜や教本を選べばいいのでしょうか。
大人のピアノ初心者におすすめの楽譜をご紹介します。

 

ポピュラーな曲が弾きたい人、クラシックが弾きたい人など様々な希望があるでしょう。
また楽譜が苦手な人や指使いが得意でない人へのおすすめもご紹介します。

 

大人のピアノ初心者の楽譜選びのポイント

大人のピアノ初心者が楽譜選びをする際のポイントについてご紹介します。

 

大人のピアノ初心者では、ピアノの楽譜も初めての場合が多いでしょう。
その場合、音符の読み方が難しいと感じる人が多くいます。

 

楽譜選びのポイントは、音符があまり多くないシンプルな曲を選ぶと弾きやすいでしょう。
リズムもシンプルな曲を選び、付点音符や三連符などは難しいため避けるのがおすすめです。

 

そして、速さも16府音符以上の早い音符がない楽譜を最初は選んでみませんか。

 

また、最初は音符の読み方や音名が記載された楽譜を選ぶと楽です。
指使いがわからないという人は、運指がすべて記載されている本などもおすすめです。

 

指番号が楽譜に振ってあるとよりわかりやすいでしょう。

 

また、初心者は両手をバラバラに動かすのが難しいため、右手がメロディ、左手の伴奏が簡単なコードがおすすめです。
和音の種類や音符の数が少ない楽譜を選ぶといいでしょう。

 

最初のうちは、左手の音が大きく飛ぶなど、左手を大きく動かす楽譜を避けるのと楽に弾けます。

 

例えば、アメリカ民謡の「赤い川の谷間」などは、左手をあまり動かさずに弾けておすすめです。

 

同じ曲の楽譜でもアレンジ次第で簡単に弾ける

同じ曲でもアレンジ次第で簡単に弾ける楽譜もあります。

 

伴奏の入れ方などが簡単なもの、繰り返しの伴奏やリズムが速くないもの、ハ長調にアレンジされた楽譜などを選ぶことで弾きやすくていいでしょう。

 

楽譜を実際に見て、音符の速さや並びを見て選ぶことが大切です。早く指を動かしたり、広く指を動かしたりする、早い音符や音符が飛ぶ楽譜を避けて、初級レベルの楽譜をまず探すのがおすすめです。

 

大人のピアノ初心者が弾きたい曲から目的別に楽譜を選ぶ方法

大人のピアノ初心者は、自分が何を弾きたいかを明確にして、楽譜を選ぶのもいい方法です。
少し難しい曲でも弾きたい曲があれば頑張って弾けるでしょう。

 

クラシック曲でもポピュラー曲でも初心者にもおすすめの楽譜がありますので、まずどんな曲を弾きたいのかを考えてみませんか。

 

大人のピアノ初心者でクラシックの楽譜のおすすめは？

クラシックを弾きたい場合は、「パッヘルベルのカノン」や「メヌエットト長調 バッハ」などが簡単でおすすめです。

 

「パッヘルベルのカノン」は様々な難易度がありますが、初心者でも弾ける楽譜があります。
8分音符までしか速い音符が出てこない初心者用の楽譜は、テンポがゆっくりと弾けておすすめです。

 

「グリーグの山の魔王の宮殿にて」は、ドラマ性のある聞きなじみのあるメロディです。
最初はゆっくり弾いて練習することで簡単に弾けるようになります。

 

また、「ドビュッシーの月の光」もきれいな曲で、導入部は弾きやすく、両手が同時に動く箇所が少ないためにおすすめです。

 

「バッハのメヌエットト長調」は、右手と左手を同じように動かしながら別の音を弾いていく点が少し難しいのですが、初心者にも人気の楽譜で楽しく弾ける楽譜です。

 

大人のピアノ初心者でポピュラーの楽譜のおすすめは？

また、大人のピアノ初心者でポピュラー曲を弾きたいならば、「アメージンググレイス」や「いつか王子様が(「白雪姫」より)」などの楽譜がおすすめです。

 

「アメージンググレイス」はゆっくりとしたテンポで、右手のメロディだけでもきれいな曲のため人気です。

 

「いつか王子様が(「白雪姫」より)」は、子どもから大人まで人気のディズニー曲で、こちらもゆっくりと弾けていいでしょう。
ワルツのテンポなので、リズムが崩れないように弾くのがポイントです。

 

また、楽譜集などもおすすめです。ビートルズ曲が32曲入っている楽譜集や、音符が大きく書かれているもの、初心者向けにアレンジしてあるものなどたくさんの種類があります。

 

さらに、ヒット曲を弾きたいならば幅広いジャンルのヒット曲が入っているものもおすすめです。
たくさんの楽譜の中から、自分の好みに合わせて選んでみるといいでしょう。

 

大人のピアノ初心者もできれば教本を買って練習したい

また、楽譜はいろいろありますが、大人のピアノ初心者もできれば教本を買って、少しずつ簡単な楽譜から難しい楽譜へと慣れていくのもおすすめの方法です。

 

教本としては、5本の指すべてを使って弾くことを最初から目指すものもおすすめです。
1曲目から両手奏ですが、指替えや指くぐりがなくて弾きやすいでしょう。様々な調のクラシック曲が弾けるようになる教本です。

 

また、クラシックやポピュラーと様々な曲が入っていて、とにかく曲を弾けるようになりたいといった人に、いろいろな曲が弾けるようになっているものもありますのでおすすめです。

 

大人のピアノ初心者は好きな曲で簡単なアレンジの楽譜を探したい

大人のピアノ初心者におすすめの楽譜についてご紹介しました。
好きな曲の演奏しやすいアレンジの楽譜を探してみるのがおすすめです。

 

また、教本を買って、次第に難しい曲が弾けるようにチャレンジしていくのもいい方法です。
それぞれに目的を持って、初心者でもいろいろな曲にチャレンジしてみませんか。