大人の初心者がピアノ教室に通うときに参考にするポイント

 

初心者でもピアノを弾いてみたいと思う人は多いでことしょう。なかでも、大人の初心者が通えるピアノ教室について興味を持つ人が多いようです。

 

ピアノ教室に通うのに、経験や年齢は関係ありません。どのような人も通っているうちに弾けるようになりますし、仕事を持っている人でも空いた時間を利用してスキルを高められます。

 

この記事では、初めてピアノを弾く初心者の人も、以前に習っていてまた弾きたいと思っている人でも参考にできるピアノ教室の選び方を紹介します。

 

ピアノ教室に通う理由を見つける

大人になってから再開する人は、なぜピアノ教室に通うのかという理由をはっきりさせることが重要です。

 

初心者の大人がピアノを習うのであれば、楽しく教えてくれるピアノ教室を選ぶのも良いですが、せめてこの曲を弾けるようになりたいといった目標を持ってピアノ教室に通うことも大切です。

 

もし、子どもと一緒のピアノ教室に通う予定ならば、子どもには習いごと感覚で弾かせたいのか、それとも将来の進学も含めて考えているのかによって、選ぶ教室も異なります。

 

プロ志向の子どもであれば、講師の経歴を調べ、ピアニストとして活動した講師に依頼することもできます。

 

細かいところまで教えてくれて、生徒に自信を持たせてくれる講師に教わりたいと思う人は多いでしょう。自分に合ったピアノ教室を選ぶことが重要です。

 

一対一でレッスンを受けられるピアノ教室が良い

初心者が最短でレベルアップするためには、一対一で授業を受ける個人レッスンをおすすめします。集団レッスンではできない、個人のレベルに合わせた細かな指導をしてくれます。

 

初心者の納得がいくまで何度も同じレッスンを受けることもでき、気に入った曲を練習することも可能です。

 

しかし、講師との相性がピアノを続ける妨げになる可能性もあるので、教室の雰囲気を見極めるために、まず体験入会をすると良いでしょう。

 

特に規模の小さなピアノ教室では、講師の人数が少ない場合がほとんどなので、講師の教え方が自分に合っているかをチェックすると安心できます。

 

体験入会システムがあるピアノ教室を探す

レッスンの料金や講師の実績だけで、ピアノ教室を選ぶのではなく、入会の手続きをする前に、体験入会をすると良いでしょう。

 

ピアノを実際に弾いてみる機会になり、入会してから前もってチェックしておけばよかったと後悔する心配もなくなります。

 

ほとんどのピアノ教室が、体験入会を行なっているので、最低でも2箇所から3箇所に出向いて比較すると良いでしょう。

 

授業料を見極めることも大切

ピアノ教室のレッスンは1回約4千円から6千円程度が相場です。もし相場よりも高い授業料を取るならば、講師の経歴や知名度を確認してみましょう。

 

プロを目指すレッスンを受けるときには、相場よりも値段が上がる傾向があるので、授業料が納得できるかも判断する基準になります。

 

予約を臨機応変に変えられるか

普段仕事をしている大人の初心者は、時間を取ってピアノを習うので、自由に予定を決められるピアノ教室を探すと良いでしょう。

 

レッスンの予約は自由に変えられるのか、必ず同じ曜日にレッスンを受けなければならないのか、キャンセル料が必要か、振替に対応してくれるのかを確認しましょう。

 

大手のピアノ教室ならば、自由に予約を入れることもできますが、個人で運営しているピアノ教室になると、講師の数が少ないため、曜日や時間が固定される場合もあるので、体験入会のときに確認しておくと良いでしょう。

 

交通の便は良いか

普段仕事をしている初心者にとって、教室は駅から徒歩で通える範囲にあると便利です。

 

もし電車ではなく車で通うピアノ教室であれば、駐車場が完備されている場所を選びましょう。

 

レッスンではどのような音楽を教えてくれるか

大抵のピアノ教室ではポップスやロックの曲は教えてくれますが、ヘヴィーメタルなどは教えられない場合がほとんどです。

 

そのため、自分が好きな音楽のジャンルにマッチしているかを、講師の経験を元にチェックすると良いでしょう。

 

初心者にとって個人と大手のピアノ教室どちらが良いのか

自宅でピアノ教室を開いている個人のピアノ教室と、楽器店など大手のピアノスクールでは、どちらが良いのでしょうか？大人の初心者がピアノを弾くときには、レッスンの時間を確保する必要を考えなければなりません。

 

仕事が終わって帰宅する途中や週末に習ったり、主婦であれば子どもが学校に行ったあとの時間に通ったりしたいと思うでしょう。

 

個人のピアノ教室は、講師が少なく、夜間や週末のレッスンには対応していない場合もあります。一方、大手のピアノスクールであれば、講師の数も多く夜間や週末のレッスンにも対応してくれるでしょう。

 

しかし、大手のピアノスクールでは複数での集団レッスンになることが多いので、一対一でレッスンを受けたいときには、時間を選ぶ必要があります。

 

個人でピアノ教室を開いている講師は、生徒が集まる技術を持っているようなレベルの高い指導ができる人や、教え方が上手な人、親とのコミュニケーションが上手な講師が多いです。

 

個人でピアノ教室を開いている人のなかには、大手の音楽教室から独立した人もいます。

 

大手のなかでも人気があり、指導力も優れていたので独立したという講師であれば、教え方は上手なので、安心して授業を受けられるでしょう。

 

大手のピアノスクールは講師の交代が頻繁に生じますが、個人のピアノ教室であれば基本的には代わることはありません。もし自宅を教室として使用している講師であれば引っ越す可能性も低いので、同じ講師から長く教えてもらえます。

 

ピアノ教室で意識するのは、レッスン用に使用するピアノです。

 

家庭にあるような壁掛け型ではなく、グランドピアノが置いてあるピアノ教室を探すと良いでしょう。

 

また、集団レッスンと一対一のレッスンでも、レッスン内容が異なり、趣味で学ぶのかスキルを上げたいかによっても、レッスンの方向性が異なります。

 

もちろん、自分が弾きたい音楽のジャンルによっても、通うピアノ教室が変わってきます。