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【ピアノ学習が脳トレに繋がるという意味を知っておこう】


 

 

子どもにピアノを習わせる親がいますが、生涯学習という意味では、高齢者の脳トレにもなる、
そうした意味合いでピアノを習うケースもあります。
いわゆるボケないために、習うこともあるようです。
ピアノには脳トレーニングに繋がる要素があります。
演奏することだけでなく、聴くことも子どもから高齢者までの脳の健康的な発達に繋がると言われています。

 


■脳の領域について

ピアノの演奏をすることにより、脳の働きとの関係性を考えてみましょう。
脳の活性化という意味合いが強いのですが、脳トレーニングに通じる具体的な作業領域を知っておきましょう。
脳といっても、前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉があり、視覚情報、
聴覚や記憶、思考をそれぞれが担っています。
ピアノを弾くとき、聴くとき、鍵盤や人の指の動き、
楽譜を見るときにどの領域が活発化するのかをチェックしてみましょう。

 


■領域をチェック

楽譜を見ながらのピアノ演奏では、見るという作業を後頭葉がキャッチします。
鍵盤を弾くという作業は実行する機能として前頭前野が活発化します。
ピアノは、鍵盤の場所、距離を把握する必要もあります。
いわゆる空間の認知になりますが、目を閉じていても「ド」の鍵盤が分かる人がいるのは、
この空間の認知が鍛えられているからですし、記憶力がいいからです。
また、鍵盤を弾くことになりますが、ピアノは巧緻運動というように、指先で細かな動きを行います。
指先の神経からカラダのあらゆる部分へ指令が瞬時に届きます。
なかなかイメージしにくいでしょうが、ピアノ奏者の方がピアノを弾く場合に指先を動かしながらも、
体幹や足の筋肉、カラダ全体を揺さぶるように動かすのは、神経伝達による活動になります。
指先のみならず、足ではペダルも踏むでしょうから、鍛えられるのは研ぎ澄まされた感覚のみならず、
筋肉にも及びます。
指の圧、脚力などはピアノ奏者は高めだといいますし、その効果によって、
しなやかな指先、華奢な指先、脚を得ているといいます。

 

■聴くことで脳トレになる

ピアノの音を聴くことにより、側頭葉からは音の情報がカラダへ発信されます。
ドの鍵盤を弾いてドだと理解できます。
また、このトレーニングによって鍛えられた聴覚というのは、
次に弾いた音に関して間違えた音であると解釈したり、
大きすぎた、あるいは小さすぎた音だと記憶で解釈します。
間違いに気づく聴覚、もっとこう弾きたいという要求を指先に伝え、徐々に演奏も上手くなります。
このように、聴覚、視覚をフルに使うだけに、様々な感覚が鍛えられます。
それは、ピアノ演奏のみならず、他の事柄にも繋がってくるでしょう。
活動に関わる領域が活性化するのは、繰り返すことです。
毎日、しっかり弾くことにより、発達が促進されます。
ですから、習い事でも継続的にというのは、こうした意味があるからです。
ピアノは単に、指を動かして弾くことではありますが、脳の発達に寄与する大がかりな意味に繋がります。
直接ピアノに関わらない能力までが成長できることさえあります。

 

子どものみならず、高齢者の脳トレに意味があるピアノ演奏ですが、
日々、継続することで脳が活性化するため、まずは短時間から始めるようにしましょう。
トレーニング効果が徐々に現れるでしょうから、少しずつ、時間を長く設定しながら鍛えましょう。

 

脳トレピアノができる昭和区の大人のためピアノ教室


教室名:大人のためのピアノ教室

住所:〒466-0054 愛知県名古屋市昭和区円上町29-17

TEL:090-7672-8651 
FAX:052-882-1038

アクセス方法:バス停滝子通ニ丁目より徒歩1分

駐車場:1台完備

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