大人のピアノ初心者の基礎練習とは？効率的な上達方法をご紹介

 

大人になってピアノを始めたピアノ初心者では、上達しないと悩む人も多いのではないでしょうか。
どんな基礎練習をしていけば上達するのか、効率的な基礎練習法をご紹介します。

 

あまり上達しないと、途中で挫折する人も多くなりますので参考にしてみませんか。

 

大人のピアノ初心者の特徴とは？基礎練習で苦手なことは？

まず大人のピアノ初心者の場合の特徴についてご紹介します。
大人になって初めてピアノを弾く人の場合は、様々な点で戸惑うことが多いでしょう。

 

まず、楽譜が読めないという人がいます。
楽譜が読めても早く読めないために、ピアノを弾くことができないと悩むでしょう。

 

そして、楽譜が読めても指が動かないという人が多くいます。
5本の全ての指を使って弾くことに最初は慣れないでしょう。

 

特に中指、薬指、小指を別々に動かすことは意外と難しく、力が入らないと感じてしまいます。
さらに、両手で上手く弾けない人が多くいます。

 

楽譜を読みながら弾いたり、リズムに乗って弾いたりすることも慣れないと大変です。
それぞれに苦手なことは違いますが、慣れないと挫折してしまいやすいでしょう。

 

大人のピアノの基礎練習では挫折しやすい？

大人のピアノの基礎練習では、ご紹介したように「楽譜が読めないこと」「指が動かないこと」「両手で弾けないこと」「楽譜を読みながら弾けない」「リズムに乗って弾けない」などといった理由で挫折する人が多くいます。

 

大人になると、まとまった時間を取って練習することが難しいために、すぐにこれらのことができないと挫折してしまうことも多い傾向です。
自分の苦手なことをコツコツと練習することも、大人のピアノの基礎練習では大切と言えます。

 

大人のピアノの基礎練習での上達方法とは

大人のピアノの基礎練習で上達する方法について、次に詳しくご紹介していきます。
これらの苦手なことを一つずつクリアしていく必要がありますので、苦手な内容ごとにご紹介していきますので参考にしてください。

 

最初は楽譜を読むだけの練習も必要

楽譜が読めない場合ですが、声に出して楽譜だけを読む練習をすることも最初は大切です。
音階をカタカナで書いたりしながら、最初のうちは練習してみるといいでしょう。

 

まずは指を1本ずつバラバラに動かす練習から

また、指が動かないという人はとても多くいます。
指のストレッチとして、ピアノを弾かない時も、指だけを5本バラバラに早く動かす練習をしてみるのもいい方法です。

 

指のトレーニングのためにのピアノ教本で練習

ピアノを弾く際には、最初は指の練習のための曲を反復して何回も弾くのがおすすめです。
「ハノン」はピアノの指使いを練習する曲としていいでしょう。

 

指が独立して動くように無理のない指のトレーニングのために大人からはじめるピアノ教本や柔軟な指をつくるためのトレーニング・テキストなどの教本はたくさんありますので、教本で指使いを徹底して練習してみませんか。

 

ゆっくりとピアノを弾く練習が大事

ピアノを実際に弾く時には、ゆっくりと弾いて指の練習をしてみてください。
神経が行かない、力が入らない中指や、薬指、小指もゆっくりとならば動かせるようになるでしょう。

 

また、「楽譜を読みながら弾けない」人の場合は、ゆっくり弾くことから始めてください。
苦手な部分があれば、細かく分けて弾いてみるのもいい基礎練習法です。

 

リズムに慣れるまでのリズム練習も必要

そして、「早いリズムで弾けない」「指が付いていかない」「リズムに乗って弾けない」という場合は、ゆっくりとしたリズムで曲を弾き、できるようになったら通常のリズムで弾く練習方法がおすすめです。

 

リズムだけを変えて練習するリズム練習をしてみるといいでしょう。

 

上達して、実際に聞いたことのあるリズムで弾けるようになったら、リズム感に乗って弾く楽しさも感じられるようになります。
そうすると、上達はより早くなります。

 

少しの時間でも毎日の練習を行うこと

また、指を動かすことや楽譜を読むことなどには慣れが大切です。
少しずつでもできるだけ毎日ピアノを弾くことが大事になります。

 

弾かないでいる期間が長いとまた指が動かなくなりますので、気をつけてください。

 

基礎練習の時間を最初に設けることもおすすめ

最初に指を動かすだけの曲を弾いたり、楽譜を読む練習をしたり、自分の苦手なことを練習したりするように習慣づけるのもいい方法です。
自分の苦手なことを克服できるようにするには積み重ねが大事です。

 

必ず苦手な練習をしてから、目標となる曲を弾くようにすることもおすすめします。

 

大人のピアノの基礎練習は様々なことに慣れること、ゆっくりと始めて続けることが大事！

大人のピアノの基礎練習についてご紹介しました。
大人になってピアノを始める場合、独学で始めても、ピアノ教室で習っても最初は戸惑うことも多いでしょう。

 

「楽譜が読めない」「思ったように指が動かない」「指に力が入らない」「両手を動かして弾けない」など慣れないことばかりです。
こうしたことには慣れが必要ですので、ゆっくりとしたペースで始め、慣れていくことが大切です。

 

そして、自分が苦手なことをきちんと理解することも大切です。
苦手なことを毎日の練習前に必ず行い、克服してみるといいでしょう。

 

毎日基礎練習をやることで、できるようになった時の喜びは大きなものになり、大人になってからの達成感は大きいものです。

 

1日少しずつでも、ピアノの基礎練習をしてみることがおすすめです。
そして、どうしても時間が取れない場合でも指を動かす練習だけでもしておくと随分変わります。

 

早く上達したいと思うかもしれませんが、大人の初心者の場合、上達スピードはあまり早くないでしょう。
基礎練習では、指のイメージや曲のイメージをつかみながら、ゆっくりと弾けるようになることで上達できます。